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日本政策金融公庫の創業融資の流れを解説

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日本政策金融公庫の創業融資の流れを解説

日本政策金融公庫は、中小企業や個人事業主の資金調達を支援する公的金融機関です。

特に、新規事業の立ち上げや設備投資のための資金調達を考えている方にとって、日本政策金融公庫の創業融資「新規開業・スタートアップ支援資金」は重要な選択肢となっています。

この記事では、日本政策金融公庫の創業融資の流れや、融資申し込みから資金が実際に振り込まれるまでのステップごとにポイントや注意点などを解説していきます。

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日本政策金融公庫の創業融資の流れ

日本政策金融公庫の創業融資「新規開業・スタートアップ支援資金」の流れは以下のステップです。

1.必要書類の準備
2.申し込み
3.日本政策金融公庫担当者との面談
4.審査結果の通知
5.融資の実行
6.返済

ここからは、各ステップの詳細やポイント、注意点などを解説していきます。

1.必要書類の準備

日本政策金融公庫の創業融資の申し込みには、以下の書類が必要となります。

作成が必要な書類は日本政策金融公庫のウェブサイトからフォーマットのダウンロードができます。
万全に準備をしてスムーズに手続きを進めましょう。

■創業計画書
■設備資金を申し込む場合:見積書
■本人確認書類:運転免許証(両面)またはパスポート(顔写真のページおよび現住所等の記載のあるページ)
■法人の場合:履歴事項全部証明書または登記簿謄本
■担保を希望する場合:不動産の登記簿謄本または登記事項証明書
■生活衛生関係の事業を営む場合:都道府県知事の「推せん書」(借入申込金額が500万円以下の場合は不要) または生活衛生同業組合の「振興事業に係る資金証明書」
■飲食店など、許可や届出が必要な事業の場合:許認可証
■日本公庫電子契約サービス(国民生活事業)の利用を希望する場合:日本公庫電子契約サービス(国民生活事業)利用申込書、送金先口座の預金通帳の写し(表紙、見開き1ページ目)
■郵送による提出の場合:上記資料とあわせて「借入申込書(国民生活事業用)」

書類が揃っていないと手続きが遅れる場合がありますので、提出前に十分確認しましょう。

2.申し込み

日本政策金融公庫の創業融資は、最寄りの支店を訪問する、またはオンラインのいずれかでの申し込みになります。

オンライン申し込みは24時間いつでも利用できるため、忙しい方でも時間を節約して手軽に利用できて便利です。

また、必要書類の提出もオンライン上で行えるため、紙の書類を準備する手間が省くことができたり、手続きの進行状況をウェブ上で確認できるという利点があります。

3.日本政策金融公庫担当者との面談

申し込みをした後は、日本政策金融公庫の担当者との面談が行われます。

この面談は事業内容や資金の使途、返済計画について説明する重要な場面であり、融資の可否を左右する大切なプロセスです。

自信を持って、創業計画書の内容や創業に対する熱意を伝えましょう。

面談の準備ポイント

■事業計画の明確化
担当者は、事業の将来性や市場での競争力を確認します。
そのため、創業計画書に記載した内容を具体的に説明できるよう、しっかり準備しましょう。

■資金の使途の明確化
融資で得た資金をどのように活用するかを具体的に示すことが求められます。
明確な目的と資金の必要性を提示することで、計画性をアピールできます。

■返済計画の提示
返済能力を示すために、売上の見込みや支出計画を含めた具体的な返済計画を説明しましょう。
現実的で説得力のある計画が大切です。

面談では、創業者の計画や想いをしっかり伝えることが鍵となります。
準備を万全に整え、堂々と説明するように心がけましょう。

4.審査結果の通知

面談が終了すると、提出した書類や面談内容を基に審査が行われ、審査結果は通常、数週間以内に通知されます。

審査に通過した場合は融資契約書が送付されますので、必要内容を記入した上で返送します。

審査のポイント

日本政策金融公庫の創業融資の審査では、主に以下のようなポイントが重視されています。

■創業予定の事業に関する経験
事業に関連する知識や経験、スキルがあるかどうかが評価されます。
業界や事業に少しでも関係する経験やスキルなどは積極的に示しましょう。

■自己資金の積立状況
融資申し込み金額に対して、自己資金はどの程度準備しているか、どのように積立てられてきたかが見られます。
これにより、事業への真剣さや資金管理能力を判断されます。

自己資金に関しての詳細は以下の記事も参照ください。
<自己資金なしで創業融資を受けることはできるのか解説!>

■創業予定の事業の計画性
創業計画書の事業計画が現実的かつ具体的であるかが審査されます。
市場調査、収益見込み、リスク対策などをしっかりと説明できるように準備しましょう。

事前に情報と計画を精査して創業計画書にまとめることと、自信を持って面談に臨むことが大切です。

5.融資の実行

契約手続きが完了すると、指定した銀行口座に融資金が振り込まれます。

融資金の振り込みは、契約書が日本政策金融公庫に到着してから概ね3営業日ほどで入金することが多いです。

融資後は、資金を計画的に管理することが大切となり、計画通りに資金を活用して事業を成長させることで、ムリのない返済を実行することができるようになります。

また、事業の進捗を定期的に確認し、必要に応じて計画を見直すことも大切です。

6.返済

融資を受けた後は、契約で定められたスケジュールに従って返済を行います。

返済は、元金と利息を含む定額の月々返済が一般的です。

万が一、予期せぬ事業の遅延や収益の減少が発生して返済が厳しい見通しになってしまった場合には、返済条件の変更を受けられることもありますので、日本政策金融公庫に相談するようにしましょう。

ただし、その場合は現在の状況と今後の事業見通しなど、条件変更によって返済が可能になるという必要性を示すことができるよう、情報を整理しておきましょう。

まとめ

今回の記事では、日本政策金融公庫の創業融資の流れや手順、各ステップのポイントや注意点などについて解説しました。

日本政策金融公庫で創業融資を受けるためには、各ステップでの準備と的確な対応が大切となります。

申し込みから融資実行までのプロセスを理解し、必要書類を整え、担当者との面談に備えることで、スムーズな資金調達が可能になります。

また、融資を受けた後の資金管理と返済計画の見直しも重要なポイントです。

事業の成長に向けて、日本政策金融公庫の創業融資を有効に活用しましょう。

創業融資てづくり専門支援センターでは、これまで4,500件以上の創業融資サポート・創業計画書・事業計画書の作成実績があり、その経験とノウハウを背景に、着手金なしの完全成功報酬(一律固定)にて対応させていただいておりますので、創業融資に興味があったり、資金調達や開業資金に悩まれている方は、お気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人

G1行政書士法人 代表社員

清田卓也

これまで11年間の日本政策金融公庫における創業融資の支援を11年間行ってきました。
合計で5280件を超える事業計画書作成支援実績及び経験をもとにこれまでと変わらず創業・起業家の皆様のサポート・貢献が出来ればと思います。