製綿業は主として、綿花、落綿、スフ、合成繊維などで中入綿、布団綿を製造する事業所を言います。
主な生産機能には、打綿、製綿、仕立加工などがあり、打綿は主として布団綿の内直しになります。
製綿は原料綿は精製、混合など加工したものを商品として販売する「綿売り」の分と完成品として仕立てる布団の原料とする分の両者があります。
製綿業の事業計画書作成ポイント
需給動向としては、近年は羽毛への需要が増えてきており、合成繊維が約8割、羽毛約3割、綿花約2割となっています。
ライフスタイルの転換に起因する綿布団の需要の減少傾向や所得の停滞に伴う需要の停滞、さらには今後ますます進みつつある少子化もよる人口の減少の影響などを受ける事が予想されます。
しかし今後は防水、消臭、防ダニ加工などアレルギー対応など、機能性の向上が見込まれる事もあり今後の需要も横ばいで推移していくと予想されています。
業界の課題としては、時代の流れ、経済の進展に伴って消費者の意識も変化します。
消費者ニーズの多様化、個性化、高級化、ファッション化などは避けられません。
寝具についても例外ではなく、床暖房の普及などで住居内が全体的に暖かくなってきていて、ベッドの普及や羽毛布団や羊毛布団そして、近年の真綿布団の台頭など消費者ニーズは変化しています。
こうした変化をうまくとらえて対応する必要性があります。
また合成繊維と綿花等の2層式や3層式への対応も必要となり、ディスカウントショップの台頭が見られる一方で羽毛布団の需要が伸びているなど価格の二極化も進んでいます。
このように機能性向上ニーズの顕在化や価格の二極化が進展するなかで、付加価値をいかにつけていくかが最大の課題でもあります。
事業を作っていくに当たり、その他にも綿の用途開発の為の自主努力、市場の新規開拓戦略、市場創造に向けた取り組み、リサイクルを視野に入れた取り組み、機能性に対する企画力、価格の設定、閑散期に対する取り組み、資金計画など広い観点で計画が必要となります。
計画する事が多岐に渡りますので事前に製綿業界に合わせた事業計画書を事業開始のスケジュールに応じて作成し、事業開始後も軌道に乗せられるように臨機応変に対応できるようにしていきたいものです。
当センターでは、融資の相談や事業計画書の作り方や書き方の方法から事業資金の設備資金や運転資金の考え方まで無料相談を行っていますのでお気軽にメールやお電話にてお問い合わせ下さい。
※創業計画書の詳細を知りたい方は、以下の記事もご参照ください。
<創業計画書とは?日本政策金融公庫の創業計画書のポイントを解説>

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