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上司に意見を求められた時にも活用できる一行コンセプトの考え方

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一行コンセプトは良く起業家や経営者が取引先や金融機関など対外的に説明が必要なものであったり、社内での従業員や会社コンセプトを説明・理解・浸透させるにあたって、短くて分かりやすくするために考えられるコンセプトです。

大抵の企業はコンセプト、社訓、方針などは複数に渡り、1つになっている事はあまりないため、その複数あるコンセプトの中から特に重要視しているものを1つに絞り込んだり、複数あるものから共通のものを選び取って一行のコンセプトにまとめていきます。

1.一行コンセプトが活用できる時は

この一行コンセプト作りが相手からの返答を求められた時の返答に役立てる事ができます。

仕事の中で、特に上司などから急に返答や意見を求められた場合、とっさにベストな発言をする事が難しかったりします。

これは、話の前後の意味が理解出来ていなかったり、根本的に話の内容の主旨がわからなかったり様々あります。

しかし、この一行コンセプトの考え方を取り入れれば、最低限何も答えられない事は回避できます。

2.一行コンセプトの概念

コンセプトは、通常全体像を示す「概念」の意味と、全体像の根幹となる「考え方」として使われる事があります。

考え方としては、後者の「考え方」にポイントを置いています。

3.一行コンセプトの作り方

一行コンセプトの作り方の共通としては、「複数あるものから最も重要なものを選ぶ」という方法と、「複数あるものの中から共通するものを1つ取り上げる」という方法があります。

また一行コンセプトの作り方として、一番重要視しているものを一番前に持ってきてその理由・根拠を話していきます。

ではこの考え方を使って返答を求められた場合の返しの例を見ていきます。

4.一行コンセプトの事例

上司「A君、この商品企画のアイデアについてどう思う?」

部下「はい、この商品企画のアイデアは○○の部分で私は一番重要だと思いました。その理由は今回の企画のコンセプトが○○だからです。」

ここで、重要なのは、「一番重要なものを前に持ってくる」という事です。また「その理由は~」と癖付けていると以外にその後に何を話した方が良いんだろうかという答えを導きやすかったりします。

また重要な事がわからなければ、この重要部分を先に上司に確認しても良いかと思います。

上司も人で重要な事を伝え忘れている事(もしくは伝えたつもり)も多くありますので、この質問をしている間にも時間を稼ぐ事もできますし、重要な事に対しての意見を求められているはずでもありますので、それに対して理由や根拠をつけていくとうまく返す事が出来ます。

人は意見を求める時は大抵、「重要な軸」(言ってみればコンセプト)があって、その軸に対してマッチしているか、またズレていてもどれくらいズレているのかを確認する事が目的であったりします。

また、なぜこの一行コンセプトの考え方が役に立つかと言うと、この一行コンセプトは「自分の持っている意見を相手にわかりやすく伝える」という目的のために考案された方法です。

そういった背景がありますので、急に返答を求められた時の「受け答えの考え方」と非常によく似ている事が挙げられます。

「一行コンセプト」はビジネスの場面で活用する考え方でもありますので参考にしてみてください。

まとめ

・一行コンセプトを用いる事で、「何も答えられない」事は避けられる。
・「複数あるものから1つ重要なものを選ぶ」、「複数あるものの中から共通するものを1つ取り上げる」の考え方がある。
・最終的に一行コンセプトは、自分の意見を相手にわかりやすく伝える手段でもある。

この記事を書いた人

G1行政書士法人 代表社員

清田卓也

これまで11年間の日本政策金融公庫における創業融資の支援を11年間行ってきました。
合計で5280件を超える事業計画書作成支援実績及び経験をもとにこれまでと変わらず創業・起業家の皆様のサポート・貢献が出来ればと思います。